広がるお客様の「輪」
今日は3連休の最後の日。
あ~あ、休みってどうしてこんなに過ぎていくのが早いのか・・・
なんにもしなくて、ごろごろしてたのに、もう終わり。
生産性のない3連休でした。
暖房器具のない我が家は、さすがに夕方の冷えに耐えきれず、キッチンでやかんをことこと沸かしながら、冷めにくい細身のマグカップで紅茶を両手で抱きかかえるようにすすっていました。
すると、電話が鳴って。
空港に夫が着いたのだろうと出てみると、知らない女の人の声。
「あのう・・・メルベイユさんですか?」
「あ・・は、はい(汗)」(誰?あんた?」
「商品を見たいんですけど・・・」(なんかお店じゃナイっぽい;)
「う・・・っ、うちは実店舗ではないので・・」(きれいなおうちだったらあがってもらうんだけどさ)
「・・お店ではないんですかあ・・はー・・。実は近くまで来てるので・・・」(どうりで分からないと思った)
「そ、そうですか・・ で、でもお持ちすることはできますが、お近くの方ですか?」(いいのかな、押し売りみたいで)
「あ、はい。お友達にいただいた紅茶が美味しかったので・・・それで・・え・・っとシナモン?」
「シナモン?」(はて?)
「アップル・・」(だったよね?)
「アップルシナモンですね。(シナモン、と言われたときに分かれよ、店主なら;)
・・・・ございます。(さっき数えておいてよかった^^ )
よろしかったら、マンションの下までお持ちしましょうか?」(紙袋は?包装は?ノーアデアよ!)
「あ、はい!青い車です^^(買えるっぽい)
もういます!」
「あ、はい!(え?いるの?)分かりました」!(着替える暇ないじゃん)
ここまで会話するのに、二人でなんかしどろもどろになって、買っていいのか売っていいのか、お互い遠慮した会話で。
そうはいっても、休みだからめっちゃ髪乱れてるし、例のチェコのおばあちゃんスタイルだし、持って行って店主が顔を見せるだけでイメージダウンしそうなくらい、凄い格好の私。
いつもはきれいにしてるんですが;(ホント)
とりいそぎ、アップルシナモンを透明の袋に入れて、ハンドメイドしたティッシュケースをぽいっと放り込み、リネンの端切れで袋を留め、厚手の靴下を脱ぎ、やせ我慢してエナメルのバレエシューズを素足で履いた(サブーイ)。
630円だから、370円おつりを用意してれば問題ないよね。
その方はご主人といらしていました。(だから着替えたかった)
先様送りで頼まれて送った方が、美味しかったから今度は自分のお友達に飲ませたいとわざわざいらしてくれて。
私の紹介してくれた方が、とても素敵な方なので、お友達もやっぱり素敵な方でした。
ご主人もとっても優しい感じのいいかたで。(さわやかな青年だったわあ~)
わざわざ窓を開けて挨拶してくださって、恐縮してしまいました。
友達で買いに来る人は何人かいるのですが、知らない方がわざわざ訪ねてくれるのは初めてです。
嬉しいですね。
広がるお客様の「輪」
(これに懲りて、休みでも気を抜かないことにしよう^^)
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