夢の世界に
我が家は間接照明。
だから夜は、ぼんやりほのかな灯りの中で、心地良く暮らしています・・・
と思っていたのは私だけだった!
「暗い」
「本が読みにくい」
「よそのお家みたいな明かりつけないの?」
いわゆる天井にぺたっと貼るような蛍光灯は、家にはないのです。
ダウンライトか、スタンド照明、あとはお気に入りの明かりがひとつふたつ。
暖かい明かりが漏れてくるのが好きです。
娘時代から家にあって、結婚するときに、欲しくて母におねだりして譲ってもらいました。
どこに引っ越しても、私たちの寝室に吊しています。
子どもたちが小さい頃は、顔のついたこの照明を怖がって、
できるだけ明かりを灯さずにいました。
対で持っているので、シンメトリーに飾るとお洒落だと思いますが、
狭い我が家は、コーナーと廊下にバラバラに飾っています。
お部屋の片隅に黄みがかった灯りがあると、とても落ち着きます。
夜帰ってきて、すぐつけるのもこの照明。
今回、暗いと不評だった子ども部屋に灯りをひとつつけました。
何の形に見えますか?
そうです。
雲なんです。
子どもに夢をあげたいな、普通じゃなくて楽しいものを、と探していて、引っ越して4カ月もたってやっと見つけました。
私が高校生の頃、新しいお家に引っ越して、自分の部屋ができました。
その時に母が、花弁の形をした照明を取り付けてくれました。
それは、ベッドに潜るたび、天井を見上げるたび、私に楽しい夢を見せてくれたのです。
あるときは妖精の国へ、あるときはおとぎの国へ、またあるときはプリンセスの気分に。
灯りが誘う夢の世界は、いつまでもいつまでも夢見る子ども心を明るく照らし続けたのです。
さあて、雲が浮かぶお部屋で、子どもたちはどんな夢を見て、成長していってくれるのかな?
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