dentelliere レース職人 MOF
フランスにはMOFという、フランス優秀職人という国家資格があります。
20分野、180種の職種が対象、生花、パン、大工、水道工事、アクセサリー、織物、楽器、義歯などの製作、スーツ、美容師、レントゲン技師のうような現代の職人も含まれるそうです。
おもしろいですね。
「ふらんす」という白水社から出ている冊子に、今月のMOFの紹介があり、思わず目が釘付けになりました。
それは、dentelliereという「レース職人」です。
レースには詳しくないのですが、表紙を飾るその写真には、あまりに繊細な糸を操る手元が写っていました。
ミシンの糸より細い糸を巧みに交差させ、魔法の手のように操るのです。
紹介されていたdentelliereのエルヴェさんは、この道何十年の人たちが取得する手の技術職のMOFを、たったの4年で取得したとか。
今から13年前、ノルマンディーのバイユーのレース展で、ダンテル・デュシェス(公爵夫人のレース)に出会ったエルヴェさんは、
「魂が揺さぶられるようだった」
とその創造性に驚いたそうです。
フュゾー(fuseau 糸巻き)を交差させ、操る時間は今も変わらず・・・と書いてあったところに、とても衝撃を受けました。
どんなに文化や技術、機械などが発展しても、人が手をかける時間には、古今東西かわることのないロマンが流れているのですね。
無性にハンドメイドがしたくなりました。。。。
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無題
- Masae
- 2008/05/29(Thu)22:16:06
- 編集
そうですね〜。
文明がどんなに進化しても
人の手にまさるものはありませんね。
きれいすぎるものよりも人の手によってつくられたものはふんわり感、ちょっとしたゆるい雰囲気、、、感じるものが違います。
ハンドメイド、やっぱりいいです♪
文明がどんなに進化しても
人の手にまさるものはありませんね。
きれいすぎるものよりも人の手によってつくられたものはふんわり感、ちょっとしたゆるい雰囲気、、、感じるものが違います。
ハンドメイド、やっぱりいいです♪
Masaeさま♪
- eiko
- 2008/05/30(Fri)13:45:47
- 編集
ハンドメイドの作品は作ったその人自身を表現する物。温かさや強さ、優しさ、生き方まで、作者のいろんな面をかいま見ることができます。
そこに魅力を感じるのでしょうね。
そこに魅力を感じるのでしょうね。
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