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トトとタロー

読み語りに行ってきました。
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米倉斎加年さんの独特の絵がとてもきれいな絵本です。
お嬢さんであるかのさんは後書きにこう書いています。

「はじめて『多毛留』を手に取ったのは十六歳の時のことでした。
その時から米倉斎加年が、父から尊敬する人になり、米倉斎加年と絵本をつくることが私の夢になりまた・・・・」

父である斎加年さんもこう書いています。

「絵本を娘とつくるのが夢でした。

素敵な父娘だなと思いました。
こんな風に生まれた絵本をぜひ子どもたちに読ませたいと思いました。



ひろいひろい海に、トトという魚がおったげな・・・

ちいさな魚は、すこしおおきな魚に食べられて、

すこしおおきな魚になったげな



食べられたほうがおおきくなっていくさかさまの発想が、こどもたちに不思議がられました。
まだ1年生ですものね。
最後は人に食べられて、人間になったトト。
タローの中にトトが生きてるのが、トトがタロー自身なのか、幻想的な世界が、波の音、風の音とともに広がっていきます。

感想もたくさん聞かれました。


「いろがきれいな魚だった」

「大きすぎて気持ちが悪かった」

「手と足があるのがおかしい」

「あんなにおおきな魚をひとりで食べるなんてすごい」

「顔がこわい」

「すごいおじいさんだった」

「なんで魚が人間になるの」

etc・・・


子どもたちは見たまま、聞いたままに感じたようです。
「命」のつながっていくさまを感じた絵本でした。

 

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