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中棚荘

夕方まで遊んだら、レンタサイクルも終わってしまい、お買い物に付き合ってくれるほど子どもは寛大ではありません。

「温泉行こう!温泉!温泉!」

やれやれ、老人じゃあるまいし、いい若者が温泉行こうだなんて。
ショッピングとかカフェとか、軽井沢で遊ぶとかないの?!


「まったくない」


上の息子たちに一蹴されて小諸に向かいます。
途中いきなり車酔いした息子のために車を止めます。
そのほかの子どもたちは、田舎の風景とりんご畑、大きな犬が吠えているのがおもしろくて、走り出してしまいました。
こんな名も知れぬところでまたまたひと休み。
古い城下町の面影を残す小諸。
泊まる旅館は文豪島崎藤村が数々の名作を生み出したという「中棚荘」。
IMG_2115nakadana.JPG
ガイドブックに載っていたところをいくつかピックアップして、最期に電話したところでした。
急な予約だったし、大家族ではなかなかうまい具合に部屋がなくて、この中棚荘が親切にふたつ部屋を用意してくれたのでした。



100年以上経った別館は、こじんまりとしてとても居心地のよい部屋でした。
IMG_2118s.JPG子どもたちと別ってなんだか嬉しい。
やっと落ち着ける(笑)






泊まった別館は大正館といって、創立当初のもの。
洗面所もトイレも共同です。
我が家の子どもたちは毎日合宿状態なので、こういう旅館が落ち着くようです。

「ここに住みたい!」

ええ・・わたしだってそう思いますけど・・・・・


荷物を置いてそれぞれ浴衣に着替えたら、長い廊下を渡ってさっそくお風呂に出かけます。

「旅館なら卓球台があるでしょ。」

「おおー卓球やろうぜ!」

と夫と子どもたちがぺらぺらしゃべっています。

今時卓球台を置いている旅館なんてあるの??
と私が怪訝そうな顔をしたとたん、なんと卓球室が目の前に。

IMG_2114pingpong.JPG
「あ・・」

「すげえ!」

「やった!」


女将の話では、女将の息子さんたちが卓球が大好きだったので、置いたのだとか。
気さくで面白い女将さんです。
(この女将の話は後ほど)



石段を登り、木立の中を通り抜けると名物の果実(りんご)風呂が。
脱衣所が畳で足ざわりがとっても気持ちいい。
お写真がないのが残念です。

温泉で日ごろの疲れを洗い流し、おいしい郷土料理を食べながら楽しい夕べを過ごしました。
そのあとに家族卓球大会が、夜遅くまで開催されるとはこのときまでは思いもせずに。

ラウンジで温泉コーヒーを飲みながら、五並べや将棋などをして小諸の夕べは静かに更けていきました。







 

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