雑記
みなさまお久しぶりです。
ブログの更新が滞りがちになっています。
決して忙しくはないのですが、たいした日常を送っていなくて、記事にするような話題がありません。
今日は夫の誕生日です。
今週は次男の誕生日もありました。
月末にはひっそりと私の誕生日もありますが、その頃にはたいていみんな忘れています(当人でさえも)
今年は博多織りの名刺入れを買いました。
ミッドタウンのすぐそばのawaiという博多織のお店です。
久留米絣の褌などもあります。とても素適だったので父に買いました。
今日、NHKの「美の壺」という番組でそのawaiがご紹介されます。
「帯」というテーマです。
お時間ある方、ぜひご覧になってくださいね。
美の壺HP
http://www.awai.jp/index.html
そうそう「美の壺」では、以前夫が「文豪の装丁」に携わりました。
蓑虫で作られた背表紙があって、すごく驚きました。
http://www.nhk.or.jp/tsubo/backnumber/arc-20061027.html
母の日に
子どもたちがぞれぞれに愛を表現していて、嬉しかったです。
長男・・・バーバーリーのハンカチ。
しょっちゅうお買い物しているだけあって、選ぶものも素適。
昔々、長男が小学2年生の頃、母の日にお手紙をくれたことが。
「お母さんへ。ぼくがかえったら、いつもおかえり!と元気でいってくれるおかあさんがだいすきです」
4男が生まれたばかりで、長男が帰ってきても、居眠りしていたり、おっぱいを上げていtたり、玄関まで出ることが少なくて、自分がいる部屋から大きな声で、
「お帰り!」
と言っていたのが嬉しかったんですね。
反抗期がひどいときは、いつもその手紙を読んで、自分を励ましていました。
母の日のプレゼントも久しぶり。
昔の素直な息子に戻って幸せを感じました。
次男・・・ケーキ。
私のお気に入りのケーキ屋さんまで部活帰りに寄ったらしい。
駅から遠いのに、こういうところえらいよね。(融通が利かないといえばそれまでだけど)
それにしても、次男によるとケーキはどこのお店もほとんどSOLD OUTらしい。
3件くらい回ったとか。
母の日はケーキがよく出るって、菓子工房も言っていたけど、ほんとすごい。
父の日はほとんど動かないらしいよ・・・というか、お父さん、自分で買うんだって。
お祝いに来てくれる子どもや孫に食べさせるんでしょうね。
ケーキ、ちょっともったいなくて、食べられませんでした。
三男・・・カーネーション
あとで知ったのですが、夫が車で大通りを走っていると、三男が歩道を自転車を押して歩いていたそうです。
こんな遠くまで、パンクでもしたのかな、と気になりながら、そのまま用事を済ませに追い越してしまったけれど、帰宅してそれは、カーネーションのアレンジを倒さないよう運ぶために、自転車を押していたことがわかったのです。
そんな裏話を聞いてじ~んといっそう感激しました。
四男・・・折り紙のコースター
気持ちを表現するのが苦手な子で、照れながら、
「お母さん、これ作った」
と差し出してくれました。
手作りって素晴らしい。
お休みの貴重な時間まで私にくれたんだもの。
ほんとうにありがとう。
長女・・・・お手紙。
四男とは対照的に気持ちをすぐ出す娘(笑)
「きょうの母の日って何にしようっかなあ~」
自分のアクセをあげるとか、何が欲しい?とか一日中、私にまとわり付いていました。
素直な娘は、素直に表現。
「おかあさんのかぞくでよかった。おかあさん、うんでくれてありがと」
このセリフ、実は毎日私に言ってくれている言葉です。
私は自分の母にこんな嬉しい言葉を言ったことも、言おうと思ったことも、思ったこともなかったかも・・・
母の日は自分の母に対する想いを再認識する日。
私がしてもらったことを私はしてあげてなかったと、親不孝でほんとうに申し訳なかったと、深く深く反省しました。
クオリティーのテイスティング
クオリティとは。
簡単に言えば、「旬」の茶葉です。
ベストシーズンという言葉もありますが、茶葉は1年中取れますから、季節や産地によって左右されず、安定して供給される茶葉をさしてこう言います。
「旬」の茶葉は、その年によって、大きく品質や供給量、味が変わります。
もちろん値段も。
茶園の名前が付いていますので、それぞれの茶園の自信作ともいえますね。
ディンブラとヌワラのクオリティーがちょうど出始める頃となりました。
ディンブラは・・・
赤くて大地を思わせるような茶葉。
クオリティーはバラの香がします。
ヌワラは・・・
クオリティーは苦味が少ないです。
BOPなのですが、茎も入っているようです。
スリランカティーは5大産地だったのですが、ルフナが分割、サバラガムワが加わって、6大産地となりました。
分割されたあと初めて入ったルフナ。
どう飲んでも「キャベツ」の味が。
お野菜の甘い味がするんです。
ティスティングしすぎで、舌がヘンになった?
水色が透き通って、とてもきれいなルビー色でした。
日本茶の新茶のように香がいいです。
味も最高。
キャッスルトンとマーガレッツホープ。
どちらもダージリンを代表する茶園です。
ほんとうに便利です。
ノリタケ製 テイスティングカップ
年末に頼んでいたノリタケのテイスティングカップをやっと仕入れることができました。
純粋にテイスティング用でほしかったのですが、これがなかなか飲みやすい。
我が家は子どもでさえも茶葉の好みがそれぞれで、ポットをいくつも使うのが、さすがの私も面倒なときもあったのですが、このカップのおかげで、もっと気楽に、そして本格的で美味しい紅茶が淹れられるようになりました。
ポットサービスは優雅ですが、ひとり分は決して美味しくは入らなかったのが難だったのです。
私ひとりでも2杯分淹れていましたし、夫と飲むときも同じ茶葉でした。
それがいつでも自分が好きな茶葉が飲めるってすごいですよね。
セイロンティーの新茶も入荷。
こちらは写真がまだ。
なかなか家に寄り付く暇がありません。
家に帰るのは夕食の支度をするときだけ。
これでは優雅なティータイムとはかけ離れた生活です。
新学期は半端なく相当に忙しく、改めて自分が今までしてきたことがどんだけすごかったのかな、と大体落ち着いた今頃に、自分自身に妙に感心しているくらいです(笑)
リバティーベア
春休みももう終わり。
気が付けば新学期の用意は忘れてて、慌てて雑巾やゼッケンなど準備しました。
娘の雑巾にはハギレやレースをちょこんとつけて。
汚れるとわかっていても、かわいく演出。
息子にはネームタグをグリーンやブルーの糸で縫い付けました。
ちょっとしたことですが、自分の目印って嬉しいでしょう?
母の自己満足かもしれないけどネ。
家族が揃って食事できるのも、学校が始まればそうそうありません。
最後の晩餐?は高校生の息子たちが喜びそうなものを。
煮込み料理の合間にベアを仕上げます。
しっかりした体つきのベア。
仕上がっていく間に愛情どんどん湧いてきます。
生地が足りなくて、違う生地を接ぎながらでしたが、それもまたいい感じに。
怪我の功名?
いえいえ、この子にはこれが似合うみたい。
なんだか表情も愛らしいのです。
娘を歯医者に連れて行ったり、お客様のところにお届け物をしたり。
一日好きなように使える春休みは贅沢なひと時を私にくれました。
ダージリンファーストフラッシュが入荷します。
とろりと甘いんですよ。
ほろ苦さもあって、春の訪れを感じます。
明るく透き通った水色、爽やかな口当たり、やっぱりダージリンは素晴らしい。
セイロンティーも美味しいんですけどね、季節ものはやっぱり確保したいです。
輸入元のおかげで今期一番乗りに近いのでは(フフフ)
ダージリン地方は4ヶ月間ほど雨が降らず、紅茶事情は例年よりもかなり深刻な状況となっているとか。
いくつかの高地では灌漑設備があるものの(ジュンパナもそうですね)、政治事情も不安定で、出荷にも影響があると言われています。
それだけに2009年のダージリンファーストフラッシュは希少価値がありそうです。
インドがカンバツということはスリランカもそうですよね。
肥料の値上がりなどで生産量は少なめになっているようですが、いつかは紅茶が飲めなくなる日が来るのかしら。
50g 2100円です。
ハイティー
アフタヌーンティーが上流階級の習慣だったのに対し、ハイティーはイギリスやスコットランドの労働者階級に広く伝わる習慣でした。
夕方仕事から帰ってくる一家の主や子どもたちのために、コールドミートや卵料理、サラダなどの夕食と一緒に、暖かいミルクティーなどが用意されました。
ハイティーの「ハイ」はハイバックチェアという背の高い子どもの椅子の名前からきたとも言われています。
肉料理を中心に出されたので「ミートティー」ということもあります。
現在はコンサートや夜のお出かけ前に摂る軽食のことをハイティーと呼ぶようです。
朝はもちろん、食事時にはいつも紅茶の我が家、習慣ですから、番茶や玄米茶と同じ感覚です。
ご飯とお味噌汁のときはさすがに飲まないですが、ひとり3~4杯くらい飲むでしょうか。
昨日はキッシュやチーズ焼きと一緒に飲みました。
卵料理やチーズなどの乳製品には、暖かいミルクティーがよく合います。
紅茶のシフォンケーキ
しっかりピンと角が立つまで泡立てるとふんわり膨らみます。
フードプロセッサーを使うと便利です。
シフォン型 20センチ
材料
・卵・・・5個
・砂糖・・・100g
・薄力粉・・・120g
・熱湯・・・100cc
・茶葉・・・10g(ティースプーン3杯ほど)
・グレープシードオイル(クセのないものを)・・・80cc
1、紅茶液を作る。
熱湯100ccで紅茶を濃く出し、冷ましたら茶葉を漉しておく。(茶葉はあとで使います)
2、上白糖も薄力粉も振るっておく。
3、フードプロセッサーに卵黄を入れて、上白糖50gを加え、城っぽくなるまでしっかり混ぜる。
4、3に紅茶液80ccを少しずつ加えながら混ぜ合わせ、あれば紅茶リキュール大匙1も加え、グレープシードオイルも加えて、よく混ぜる。
5、4をボウルにあけて、振るっておいた薄力粉をもう一度振るいながら加え、こなぽさがなくなるまで混ぜ合わせ、漉しておいた茶葉を加え、全体をさっくり混ぜ合わせる。
6、メレンゲを作る。
洗ったFPに卵白と砂糖を入れて、角がピンと経つまでしっかり泡立てる。(7分くらい)
7、5に6のメレンゲの3分の1量を加え、泡が残らないように混ぜ合わせ、残りのメレンゲの半量を加え、混ぜる。
8、全体に混ざったら残りのメレンゲを加え、ゴムベラに代え切るように混ぜる。
9、シフォン方に9の生地を少し高い位置(20センチ上)から流しいれ、型をトントンと落として、生地の中の空気を抜く。
10、ここからはそれぞれのご家庭のオーブンに合わせて焼いてください。
我が家はフライパンの上に置いて、鍋を被せて焼きます。
蓋をするので、水分が逃げず、しっとりもっちり焼きあがります。
11、焼きあがったら、ビンなどにシフォン方をひっくり返してさかさまにし、完全に冷めたらナイフで型から生地をはずしましょう。
生クリームたっぷりのせて^^
茶葉はフレーバーティーなどでも楽しめます。
紅茶をコーヒーやお抹茶に変えてもいいよね。
文章だけでは作ろうという気にはなれませんよねー
HPに写真入で載せたいのですが、作っているときは一生懸命でなかなか写真が撮れません~
ロイヤルアルバート
ロイヤルアルバート「オールドカントリーローズ」
ロイヤルアルバート(現在はロイヤルドルトンの傘下にあります)は、ヴィクトリア女王の夫君であるアルバート公に因んで命名されました。
創業者のトーマス親子が、英国王室をこよなく敬愛していたからです。
そしてそのヴィクトリア女王の即位60周年には、名誉ある記念品を作り、正式に「ロイヤル」という名を冠することができるようになりました。
普通金彩は筆で描きますが、オールドローズはスポンジでぼかして施してあります。
高台(スカートといいいます)があると冷めにくいです。
私が持っているのは「エイボン」で、平たいですが、モントローズシェイプというタイプのカップは「究極のティーカップ」と言われ、紅茶が冷めにくいよう随所に工夫がされています。
こちらがそうです。
(ロイヤルアルバート マンスリーシリーズ 「March」)
ふっくらとしたフォルム、この微妙な丸みが、温度を下げずに、なおかつ香りを逃さないようにしているのですよ。
口が少し広がり気味で、(紅茶は熱湯で注ぎ、なおかつティーコージーで熱を保った状態で淹れてあるので)熱々の紅茶でお口をやけどしないように、早く冷まして飲めるよう配慮されたデザインなのです。
くつろぎのひと時を、美しいカップで楽しみたい、という「ナイス・カップ・オブ・ティー」に込められたイギリス人の精神に応え、良質で気取らないボーンチャイナを作り続けるロイヤルアルバート。
世界で最も愛される陶磁器メーカーとして、今も君臨しているのです。