年の瀬に
子どもたちも冬休みに入って、今日のおかず、明日のおかず、年末の大掃除、そしてお正月の支度、となにをしてもおうちの中はごちゃごちゃして、肝心な新年を迎える準備はどうにも進まない。そんな日々。
ぽかぽかの陽気な日くらいは少し遠出して気分転換を。
新聞の記事に掲載されていた、「フランソワルトン」(お猿さん)の赤ちゃんを見に、ズーラシアに。
オレンジ色の体毛と、くるんとカールした頭のてっぺんの毛がなんとも愛らしい。
「かわいねえ~」
「まだうまく登れないね。」
「ほらほら、お母さんにしっかりつかまってる!」
いつまでもはしゃいで眺めていたのは夫と私。
大人になると、こういう無垢な姿にとっても癒されるのですよ。
中華街に行ってお昼を食べて、赤レンガ倉庫まで足を運びました。
私が昔、引込み線の上を歩いたのはどっちだったっけ、と夫と話していると、日没前にちょうど日が差して、赤レンガ倉庫が一瞬、ぱーっと輝いて見えました。
悠久の時を奏でる赤レンガ倉庫。
とってもリフレッシュした半日でした。
夜にはウイスキー好きの夫に付き合い、シングルモルトを。
ウイスキーなんてほとんど飲めないけど、ウイスキーの美しいアンバー色と、ロックアイスの奏でる「カラン」という音を聞くだけで和みます。ふふふ。
ささやかな気分転換でしたが、さっそく年末の準備も、毎日の仕事もまた一生懸命取り掛かりましょう。
今月の目標は
些細なことなのですが、何でもいいのです。
歌を覚えるでも、本を3冊以上読む、でも。
(先月は、行ったことがないところに行ってみる、というものでした)
ひとつでもあると、毎日が楽しくなります。
今月の目標は
「焼き菓子を毎日焼く」
というもの。
お菓子は時々焼くのですが、毎日、というのは、私にとっては初めてのこと。
どれだけできるかわかりませんが、テーブルに、焼きたてのお菓子が毎日のぼるって、どんなに楽しいでしょう。
さっそくお友達のレシピでレモンパウンドを焼きました。
レモンの香るアイシングがなんともおいしそう。
親戚のお宅に持っていく分と、お友達に差し上げる分と、自家用に全部で5本、バナナと胡桃のケーキも焼いて完了。
いいお天気だったので、おうちのことを手早く済ませ、カメラを片手に水鳥や亀を眺めながら、近所の川沿いをお散歩。
今日はとても水が澄んでいて、気持ちのいい水辺のお散歩でした。
帰宅してほっとティータイム。
仲良くしていただいているお客様よりアールグレイのラスク。
お菓子って、ほんとうにシアワセな時間をプレゼントしてくれます。
親戚のお宅に咲いていたセージとマムをテーブルに飾って、子どもたちの帰りを待ちます。
小春日和の温かい日差しを浴びながら、ついうとうと。
ああそうだ。昼寝を毎日2時間する、という目標でもいいかも(笑)
そんな目標、立てなくてもできでしまう、シアワセな今月です。
雑記
みなさまお久しぶりです。
ブログの更新が滞りがちになっています。
決して忙しくはないのですが、たいした日常を送っていなくて、記事にするような話題がありません。
今日は夫の誕生日です。
今週は次男の誕生日もありました。
月末にはひっそりと私の誕生日もありますが、その頃にはたいていみんな忘れています(当人でさえも)
今年は博多織りの名刺入れを買いました。
ミッドタウンのすぐそばのawaiという博多織のお店です。
久留米絣の褌などもあります。とても素適だったので父に買いました。
今日、NHKの「美の壺」という番組でそのawaiがご紹介されます。
「帯」というテーマです。
お時間ある方、ぜひご覧になってくださいね。
美の壺HP
http://www.awai.jp/index.html
そうそう「美の壺」では、以前夫が「文豪の装丁」に携わりました。
蓑虫で作られた背表紙があって、すごく驚きました。
http://www.nhk.or.jp/tsubo/backnumber/arc-20061027.html
Neyn ドーナツ
夫がドーナツを買ってきてくれました。
そのドーナツの入った箱に目が留まって。
デニムのような箱。
底側はドイリーかな。
Neynというお店です。
フランスの古くからある女の子の名前だそうです。
見た目も楽しく、もちろんとっても美味しい。
ヨーロッパのお菓子屋さんのよう。
子どもたちはまた買ってきて、とお土産にお願いしていたけれど、ワタシは一度足を運んでみたいです。
Neyn
http://www.neyn.com/
この世に客に来たと思えば
先週からずっと楽しいことばかりだったけど、その分体も酷使していて、とうとうあまり眠れなくなった。
神経が高ぶっているらしい。
1,2時間睡眠で先週は過ごした。
土曜日、アルバイトの帰り、うっかり電車のなかで寝過ごしてしまって、こりゃ体力だけでなく、気も落ちてるなあと思い、迎えに来てくれた夫に頼んで、富岡八幡宮に行ってきた。
八幡様は、都内でも有数のパワースポットなのだそうだ。
夜なので、本殿は閉まっていたが、お賽銭箱の横にはなにやら今月の言葉とやらが。
この世に客に来たと思えば何の苦もなし
これを読んだ瞬間、肩の荷がぱーっと取れたような気がした。
実はとっても悲しいことがあったのだった。
それを忘れようと精一杯穴埋めしてた2週間だった。
でもその辛さは重く私の心にのしかかり、何度もその感情をコントロールしようとしたが、なかなかうまくいかなかった。
この言葉は誰の言葉かというと、伊達政宗らしい。
帰宅して調べてみたら、次のようにでてきた。
私の好きな武将、伊達政宗。
(NHKの大河ドラマの印象が強いけどね)
私のほかにも、落ち込んでいる方が、きっと明日には元気になりますよう。
「この世に客に来たと思えば何の苦もなし。朝夕の食事はうまからずとも褒めて食うべし。
元来客の身なれば好き嫌いは申されまじ」
ひといき
ヴィンテージは次に同じものが入荷するとは限りません。
それに今のものにはない手仕事の細やかさなど、魅力もたっぷり。
気に入って可愛がってくださる方にもらわれて幸せなブレッドカバーです。
今日はイギリスのステイショナリーをアップしていました。
でも4点ほどでギブアップ。
やっぱりPC作業は苦手です・・・目と手先、そして肩が懲ります。
カートを借りたので随分楽になったはずなのですが、日ごろの運動不足か寝不足か。
すぐ疲れます。
今日は学校の用事で出かけていたせいもあったでしょう。
WEBショップは一日数時間でも家を空けられるのがありがたいです。
さあ、1杯の温かい紅茶を飲んでもうひとふんばり。
昼間、娘がおままごとで遊んでいたティーカップに入れてみました。
試験前で勉強している息子に大受けです。
娘には使ったことナイショ・・・・
お客様から
それが気楽なときもあり、でもやっぱり寂しいときもあり。
メールのやりとりでどんなお客様なのかを想像します。
毎月メールで紅茶についてのエッセイを送ってくださる方、
お子様のこと、お手紙、出先で買ってくださったお土産を送ってくださる方、
近況報告、刺激を受けたこと、楽しいお話を聞かせてくださる方、
おいしいお店を教えて下さる方、
対面だったら、ひょっとしたらお話しないようなこともメールだからお話くださるのかもしれません。
それはワカラナイけど・・・
ブラジルにお仕事で出かけた方からお土産。
アナグマちゃん。
うろうろしてるんですって。
野良猫?感覚かしら。
見てみたい。
そして封筒にこれまた可愛いイラスト。
ネンネしている赤ちゃんかなあ。
お店を始めた頃からの大切なお客様です。
すごく仲良しになった気分です。
いつもきれいな文字でお手紙を下さるRちゃん。
ご家族でお出かけになった袋田の滝の絵葉書をいただきました。
お土産はバラの押し花のキーホルダー。
バラのキーホルダーを見たときに、
「あっ!えいこさん」
と言ってしまったそうで、まだ小さなお子さんが、
「えこさん?えこさんってこの花?あ~えこさんコンニチワ」
ですって。
可愛いすぎて思わず大笑いしてしまいました。
このバラも赤い色です。
嬉しい。
でもね、やっぱりお会いしてお話したいなあ。
美味しい紅茶を淹れながら・・・ね。
お買い物
身につけないせいか、すっかりアクセサリーのような華やかなものが似合わなくなった私。
でも目に留まったガラスのネックレス。
最近失いかけているもの、情熱かな。
赤は元気をくれる色ですものね。
肌につけるのはちょっと気恥ずかしいけれど、これからの季節、シンプルなタートルなんかに合わせるといいかも。
送り主の真心溢れるラッピングも嬉しい。
右のものもガラスですって。
粋な姉さんに変身できそうな髪飾り。
静かに喜んでいる私と違って、キャーキャーと大騒ぎしている娘・・・
「おかーさん、にあう!かわいい!うふふ。」
って。
いったい誰に似てこんなに誉め上手な女の子になったのかしら。
どちらもいずれは娘のものになるのでしょうね。
「これチェコのガラスなんだって。」
「へーこれが?ガラスなの?あたしのしってるガラスとちがう・・・」
「ねえ?どっしり重たいね。」
「ほんとー!つめたくてきもちいい!」
こういう会話すごく好きです。
そうそうアフターサービスも万全でした(笑)
嬉しいです。
いつでもスタンバイ
って聞かれて、
「ティーハウス」
と答えた私。
「どこの?」
「イギリス」
「日本だよ?」
「軽井沢」
「じゃあ行こう、軽井沢。」
?!
さあ大変!いつだってどこでも出かける準備はできてるつもりだけど、とっても予想外。
「どこ泊まりたい?」
「万平ホテル」
夫の問いにすらすら答える私。
笑いながら予約の電話をする夫。
残念ながら万平ホテルはとれなかったけど、小諸の旅館がとれました。
上田も行きたい、真田太平記の舞台・・・
「ティーハウスじゃなかったの?」
いいのいいの、私の頭の中はいつだって行きたいところだらけ。
千曲川の詞を口ずさむ。
島崎藤村、母校の校歌を作詞したことを思い出した。肝心の歌は全く思い出せず・・・
明日の準備、ほこりをかぶったトランクを出しました。